移動販売をするならトレーラーハウスがおすすめ!6つの理由と注意点


移動販売にトレーラーハウスってどうなんだろう?実際のところ活用できるのかな



移動販売をしたいんだけど、トレーラーハウスを利用する場合に気をつけなきゃいけないことはあるんだろうか
移動販売をお考えの方のなかには、トレーラーハウスを検討しており、このような悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。
本記事では移動販売へトレーラーハウスの活用をおすすめする6つの理由とともに、注意点を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
移動販売をするならトレーラーハウスがおすすめ!6つの理由


移動販売をお考えなら、以下6つの理由からトレーラーハウスがおすすめです。
- 理由1|見た目のインパクトがある
- 理由2|設備が充実している
- 理由3|店内に飲食スペースを作れる
- 理由4|出店コストが低い
- 理由5|税金を抑えられる
- 理由6|売却しやすい
順番に見ていきましょう。
また、トレーラーハウスの基礎知識については以下の記事でまとめていますので、参考にしてください。


理由1|見た目のインパクトがある
トレーラーハウスを移動販売車として選ぶと、その見た目から顧客へインパクトを与えられます。
一般的なキッチンカーと比較してトレーラーハウスは圧倒的に大きく、存在感があるので注意を引きやすいです。
タイヤの付いた土台のうえに家が載っている独特なつくりをしているため、「あれはなんだろう、お店?」と好奇心を刺激できます。
さらにその雰囲気やSNS映えする見た目から、口コミ効果も期待できるでしょう。
ハンバーガーやコーヒーショップなどトレーラーハウスの外観に合う業態を選ぶことで、インパクトのある外観を活かし、より強い印象を残しやすくなります。
理由2|設備を充実させられる
トレーラーハウスは、設備を充実させられます。
車両に区分されるものの、電気やガス、水道といったライフラインを一般的な店舗と同様に導入できるため、以下のようなさまざまな設備を備えられます。
| トレーラーハウスの移動販売車なら、設備の充実を図れてメリットが多い! | |
| 設置できる設備一例 | メリット |
| エアコン、換気設備 | 快適な作業環境を保て、作業効率を向上させられる |
| ガスコンロ、業務用IHクッキングヒーター、 フライヤー、オーブン | あらゆる調理機器を取りそろえて本格的な調理、 メニューの増加ができる |
| ショーケース | 大型のショーケースも置けるため、多くの商品を陳列できる |
| 大型の冷蔵庫、冷凍庫 | 食材の大量保存ができ、メニューの多様化を図れる 長時間の保存も可能となり、長時間の営業もしやすい |
| 給湯器や食器洗浄機、手洗いシンク | 作業効率の向上や衛生的な環境を構築できる |
| 温水洗浄便座付きトイレ、洗面台 | 衛生的な環境づくりができる |
移動販売は食品や雑貨、生活必需品のようなさまざまな商品を、イベント会場や施設の駐車場で販売する事業です。
トレーラーハウスなら設備の充実化が可能なことから、衛生面に配慮しながら取り扱う商品をいっそう魅力的に販売しやすくなります。
また、トレーラーハウスに導入できない設備はないといっても過言ではありません。
上記だけでなくピザ窯や水槽までトレーラーハウスには設置できることから、さまざまな業種に対応でき、理想の移動販売車を作り上げられるのです。
トレーラーハウスの内装については以下の記事で詳しく解説していますので、気になる方はぜひご覧ください。


理由3|店内に飲食スペースを作れる
トレーラーハウスは車内に広いスペースがあるため、店内に飲食スペースを作れます。
トイレや洗面台を設置して飲食店のような営業の仕方も可能であり、部屋を仕切って個室スペースを作ることもできます。
顧客の需要に応じた営業形態を取りやすく、トレーラーハウスなら幅広い客層を取り入れられるでしょう。
キッチンカーの場合はテイクアウトが基本となり、飲食スペースを作るのであれば外にイスやテーブルを設置しなければなりません。
トレーラーハウスならほかの移動販売との差別化を図りやすく、売上向上を期待できます。
理由4|出店コストを抑えられる
トレーラーハウスは、出店コストを抑えられる。
ここまでのトレーラーハウスをおすすめする理由を見ていると、「費用が高いのでは?」と感じる方が多いかもしれません。
しかしトレーラーハウス本体は500万円前後が相場となっており、標準費用としてキッチンやトイレ、洗面台などがすべて揃っています。
キッチンカーの場合でも350~500万円が出店費用の相場といわれており、このようにあらかじめ設備が整っているトレーラーハウスを活用した移動販売事業も、特別高額にはならず、費用を抑えられます。
以下はトレーラーハウスで飲食店を始める場合のメリットや、営業形態について解説しています。費用面についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。


理由5|税金を抑えられる
トレーラーハウスによる移動販売は、税金を抑えられます。
実店舗のような内装であっても区分は車両であることから、トレーラーハウスには固定資産税や不動産取得税がかかりません。
さらにトレーラーハウスの取得費用は減価償却によって経費計上でき、移動販売による利益を圧迫して節税できます。
| 減価償却:取得費用を使用可能期間(法定耐用年数)にわたって、段階的に経費として計上する会計処理 |
トレーラーハウスの法定耐用年数は4年と短いことから節税額が大きく、手元に資金を残しながら事業を続けられるのです。
以下の記事ではトレーラーハウスの減価償却費について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。


理由6|売却しやすい
トレーラーハウスは事業を辞めようと考えたときでも、売却しやすいです。
全国どこへでも移動でき、ホテルや別荘など利用用途の幅広さなど数多くのメリットゆえにトレーラーハウスの需要は高い一方、供給が追いついていません。
中古の市場価値が非常に高いことから、トレーラーハウスは高値で売却できます。
事業を始めるにあたってうまくいかない場合はもちろん、体調不良のように予測できない理由でやめざるを得ない場合もあるでしょう。
トレーラーハウスならいざというときに売却して手放しやすいため、一般的な店舗での家業より事業リスクを抑えやすく、事業計画を立てるときの安心材料にもなります。
トレーラーハウスで移動販売するときの注意点
トレーラーハウスで移動販売するときの注意点は、以下2つです。
- 移動にはコストがかかる
- 車両として判断されるかは自治体の判断による
順番に見ていきましょう。
移動にはコストがかかる
トレーラーハウスの移動は、コストがかかります。
トレーラーハウスは牽引によって移動でき、距離や大きさによって費用は変動しますが、一般的に数十万円はかかると考えておいたほうがいいでしょう。
また、大型のトレーラーハウスの場合は事前に申請も必要になるため、よりコストがかさむことになります。
トレーラーハウスの移動費用については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。


車両として判断されるかは自治体の判断による
トレーラーハウスを設置するとき、車両として判断されるかは自治体の判断によります。
基本的には以下のような項目を満たしていると、トレーラーハウスは建物ではないと見なされ車両として扱われます。
- いつでも移動できる
- 水道やガス・電気などを工具なしで着脱できる
- 公道を法に準じて移動できる
しかし実際は、自治体によってトレーラーハウスの扱いは変わり、建物に該当すれば税制面におけるメリットを享受できなくなるため注意が必要です。
項目を満たしていても建物に該当するとされる場合があるため、トレーラーハウスで移動販売するときは事前に設置予定の自治体へ相談しましょう。
移動販売をトレーラーハウスでするならパークホームズへご相談を


本記事ではトレーラーハウスによる移動販売がおすすめである理由と注意点について解説しました。
トレーラーハウスを移動販売車として活用すると集客やコスト面、営業形態などにおいて多くのメリットがあります。
ただし移動時のコストや設置時の自治体への確認など、注意点もあるためよく理解したうえで活用しましょう。
パークホームズでは弊社のトレーラーハウスを、飲食店や雑貨店などへ活用した実績が数多くあります。
移動販売にトレーラーハウスをご検討でしたら、ぜひご相談ください。











