トレーラーハウス型喫煙所には多くのメリットあり!費用や設置のポイントまで解説

屋外喫煙所の設置を検討するなかで、

トレーラーハウスはどうなのだろう
とお考えの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、トレーラーハウスを喫煙所として活用するメリットから費用目安、設置時のポイントまでわかりやすく解説します。
トレーラーハウス型喫煙所を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
トレーラーハウスを喫煙所にした実績は多数!注目されている理由


東京都武蔵野市や栃木県JR小山駅など、トレーラーハウスを喫煙所にした実績は多数あります。
出典:下野新聞デジタルニュース「JR小山駅東口にトレーラーハウス型喫煙所 栃木県内初導入、その背景は?」)
このように多くの自治体からトレーラーハウス型喫煙所が注目されている背景として、屋外喫煙所が抱える課題があります。
2020年4月に改正健康増進法が全面施行され、多くの施設で屋内禁煙が義務化されました。屋内で喫煙するには基準を満たした専用喫煙室の設置が必須となり、違反者への罰則も設けられています。
こうした流れを受けて屋外喫煙所の整備が進み、大きく分けて以下の2種類があります。
| 喫煙所の種類 | 概要 |
|---|---|
| パーテーション型 | 屋根や壁で完全に囲われていない喫煙所 |
| 密閉型 | プレハブやコンテナ型など、密閉された空間の喫煙所 |
パーテーション型は設置のしやすさがある一方で、煙やにおいが外部に漏れやすく、十分な分煙効果が得られないケースも少なくありません。
排出された副流煙が風向きや強風時に意図せぬ方向へ流れてしまうこともあり、周辺環境への影響が課題となっています。
実際に受動喫煙で不快な思いをした場所として「屋外喫煙所の近く」を挙げた人は34.3%にのぼり、屋外設置であっても周辺への配慮が十分でないケースが多いのが実情です。
(出典:国立研究開発法人国立がん研究センター「受動喫煙で不快な思いをした場所(報告書16ページ)」)
また、パーテーション型、密閉型ともに基礎工事を伴うケースが多く、一度設置すると移動や撤去に手間とコストがかかる場合も多いです。
このような背景から、煙やにおいを抑えつつ柔軟に設置・運用できる手段として、トレーラーハウス型喫煙所が注目されています。
次の章では、トレーラーハウス型喫煙所のメリットについて詳しく解説します。
トレーラーハウス型喫煙所はメリットが多い!


ここからはトレーラーハウス型喫煙所のメリットを5つ紹介していきます。
においを大幅に低減できる
トレーラーハウス型喫煙所は密閉された空間であり、高性能な換気設備や空気清浄機などを導入しやすく、においの外部への拡散を抑えやすいです。
パーテーション型では避けにくい副流煙の拡散も抑制でき、喫煙所の近くを通る非喫煙者への影響を軽減できます。
喫煙者と非喫煙者の双方に配慮した分煙環境を整えやすく、周辺環境への負担を抑えられる点は、トレーラーハウスの大きなメリットといえるでしょう。
建築確認申請が不要でスピーディに導入できる
トレーラーハウスは以下のような条件のもと、建築物に該当しないと自治体から見なされれば、建築確認申請が不要でスピーディな導入が可能です。
- いつでも移動できる
- 水道やガス・電気などを工具なしで着脱できる
- 公道を法に準じて移動できる
建築確認申請が必要な喫煙所の場合、2か月近くかかるケースもありますが、トレーラーハウスなら申請不要のため、1か月程度で設置できます。
急いで喫煙環境を整備したい事業者や自治体にとって、導入スピードの速さは決定的な利点です。
設置できる場所の選択肢が広い
トレーラーハウス型喫煙所は、設置できる場所の選択肢が広いです。
一定の条件を満たすことでトレーラーハウスは建築物ではなく車両として扱われるため、建築基準法の適用を受けず、通常は設置が制限されやすい市街化調整区域や駐車場、空き地などにも導入しやすくなります。
実際に武蔵野市では、牽引可能で設置場所を変更できる点を評価し、市内の駅周辺に閉鎖型の喫煙トレーラーハウスを導入しています。
既存施設に大きな工事をおこなうことなく、空きスペースを活用して喫煙環境を整備できる点は、自治体・企業を問わず大きな魅力といえるでしょう。
トレーラーハウスの設置場所については、以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。


移動・撤去が自由にできる
トレーラーハウス型は、牽引によって移動・撤去が可能で、必要に応じて設置場所を変更できます。
一般的な屋外喫煙所は地面への基礎工事を伴うことが多く、一度設置すると簡単に移動できず、施設のリニューアルやイベント対応など環境の変化に応じて、撤去や再設置のコストが発生します。
しかしトレーラーハウス型であれば、こうしたコストや手間を抑えながら設置場所や用途に合わせて活用しやすいのです。
また、トレーラーハウスの「移動可能な施設」という特性は、地域住民や通行人の理解を得やすい点もメリットです。
喫煙所に対してネガティブな印象をもつ方にとっても、固定的な設備ではなく状況に応じて移動できる施設であれば受け入れやすい傾向にあり、結果として設置がスムーズに進むことも期待できるでしょう。
トレーラーハウスの移動性については、以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。


デザイン性が高く清潔感のある空間にできる
トレーラーハウス型喫煙所は、外観や内装のデザイン性が高く、清潔感のある空間をつくりやすい点もメリットです。
従来の屋外喫煙所は簡易的な設備になりやすく、雑然とした印象を与えてしまうケースも少なくありません。
一方でトレーラーハウス型であれば、外装カラーや素材、内装の仕上げまで自由度が高く、施設の景観やブランドイメージに合わせた設計が可能です。
また、壁や天井でしっかりと区切られた空間となるため、ゴミの散乱や汚れの広がりを抑えやすく、衛生的な環境を維持しやすい点も特徴です。
見た目の印象と機能性を両立できることから、利用者だけでなく周辺環境への配慮という面でもトレーラーハウス型喫煙所には魅力があります。
以下の記事ではトレーラーハウスの内装について解説していますので、ぜひご覧ください。


また、以下の記事ではトレーラーハウスを利用するときのデメリットについてもお伝えしていますので、ぜひご覧ください。


トレーラーハウス型喫煙所の費用目安


トレーラーハウス型喫煙所の費用は、一般的には数百万円程度からが目安です。
本体価格はサイズや内装仕様、搭載する換気・脱臭設備のグレードによって変動し、シンプルなものであれば300万円前後、本格的な設備を備えた場合は500万円以上になるケースもあります。
また、設置にあたっては運搬費や設置作業費が別途必要となり、設置場所までの距離や搬入条件によって数十万円程度の費用がかかることも把握しておきましょう。
一方で、基礎工事が不要なケースが多いため、建築物として喫煙所を設置する場合と比べて、初期費用や工期を抑えられます。
費用は条件によって変動するため、導入を検討する際は見積もりを複数社から取って比較検討することが大切です。
トレーラーハウス型喫煙所を設置するときのポイント


最後に、トレーラーハウス型喫煙所を設置する際に押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
- 設置条件を確認する
- スロープや階段で出入りをスムーズにする
- 換気・空気清浄性能を重視する
順番に見ていきましょう。
設置条件を確認する
トレーラーハウス型喫煙所を設置する場合は、事前に設置場所の条件を確認しておきましょう。
トレーラーハウスは車両として扱われるケースが多く、建築基準法に基づく建築確認申請が不要となる場合がありますが、自治体ごとに判断が異なるため事前確認が欠かせません。
搬入経路の幅員や高さ制限、健康増進法に基づく喫煙室基準への適合についても、自治体窓口や販売業者へ相談しておくと安心です。
スロープや階段で出入りをスムーズにする
トレーラーハウス型喫煙所は出入りのしやすさに配慮が必要で、床面が地面より高くなるため、スロープや階段をつけましょう。
階段はコストを抑えやすい一方で、高齢者には負担となる場合があります。
不特定多数が利用する施設ではスロープの設置が有効で、勾配の緩やかさや滑り止め加工、手すりの有無も含めて検討しましょう。
換気・排気性能を重視する
トレーラーハウス型喫煙所を採用する場合は、換気・排気性能を重視しましょう。
厚生労働省の分煙対策に関するガイドラインでは、喫煙所では煙を屋外へ排出する換気・排気設備の設置が基本とされています。
(出典:厚生労働省「効果的な分煙対策を行うための留意事項」)
たばこの煙にはニコチンをはじめとしたガス状成分が含まれており、空気清浄機のみでは十分に除去できません。
そのため、煙を屋外へ排出する換気・排気設備による対策が重要です。
また、出入口において室内側へ向かう気流を毎秒0.2m以上確保することも求められており、煙の漏れを防ぐためには適切な設計が不可欠です。
トレーラーハウスは喫煙所の新しいスタンダード!設置のお悩みはパークホームズへ


本記事では、トレーラーハウス型喫煙所についてメリットや費用、設置のとき押さえておきたいポイントまで解説しました。
トレーラーハウス型喫煙所は、煙やにおいの拡散を抑えながら、柔軟な設置・運用を実現できる新しい選択肢です。
弊社パークホームズでは、トレーラーハウスの設計から設置まで一貫してサポートしていますので、喫煙所の設置でお悩みの方はお気軽にご相談ください。










