トレーラーハウスの設置場所は条件が2つ!確実に設置するには事前調査が必須


トレーラーハウスの設置場所ってどんなところならいいの?適さない土地ってあるのかな



トレーラーハウスの設置場所として考えている土地、問題なく置ける?
このようにトレーラーハウスの購入を検討するにあたり、設置場所についてお悩みを抱えている方もいるでしょう。
トレーラーハウスは全国どこへでも移動できますが、どのような土地にでも設置できるわけではありません。
そこで本記事ではトレーラーハウスの設置場所について、具体的な条件を解説します。
トレーラーハウスを設置できる場所について具体的に知りたい方は、ぜひご覧ください。
トレーラーハウスはどこに設置できる?


トレーラーハウスは車両として区分されるため、基本的にはどこにでも設置できます。
個人の場合は自宅の庭や所有地へトレーラーハウスを設置するケースが多く、趣味の場所や子ども部屋、仕事場など用途はさまざまです。
一方トレーラーハウスを事業として活用する法人や個人事業主の場合は、ターゲットとしたい顧客層に応じて設置場所を決めるケースが一般的です。
建築物では困難な立地へも行政の許可さえ下りればトレーラーハウスは設置できるため、商業向けの土地はもちろん、市街化調整区域や海岸沿い、国立公園の敷地内などあらゆるところが設置場所となっています。
次の章からは実際にどのような条件下でトレーラーハウスを設置できるのか、詳しく解説していきますのでこのまま見ていきましょう。
また以下の記事ではトレーラーハウスを庭に置く条件やメリットについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。


トレーラーハウスは車両!設置場所の第一条件は車庫証明を取得できるか


トレーラーハウスは車両であることから、車庫証明を取得できるかが設置場所の第一条件です。
この章では以下の車庫証明を取得できる条件について、一つひとつ解説していきます。
- トレーラーハウスを設置できる広さがある
- 道路へ支障なく出入りできる
- 住所地または居所から2km以内である
- 土地の所有者の許可を得ている
順番に見ていきましょう。
トレーラーハウスを設置できる広さがある
車庫証明を取得するには、トレーラーハウス全体を収容できる広さの設置場所を確保する必要があります。
ただし生活に支障をきたさないためには全体を収容できるかだけでなく、設置したときにトレーラーハウスの周囲にゆとりがあるかも考慮しなければなりません。
トレーラーハウスの設置スペースが狭いと生活するなかで多くの支障が出る |
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ドアの開閉スペースが制限されて出入りしにくく、ストレスが溜まりやすい 荷物の搬入出が難しい ベビーカーや車いすの利用が難しい 隣接する建物・道路との距離が近くなりプライバシーの確保が難しい トレーラーハウスの外壁清掃や設備点検などのメンテナンスがしにくい 火災や地震などの緊急時に、避難経路の確保や救急車両のアクセスに手間取る |
荷物を運び入れる作業がスムーズにできるか、野外スペースで何をしたいかなど、トレーラーハウスでどのように生活するかを踏まえて必要な広さを判断することが重要です。
道路へ支障なく出入りできる
車庫証明の取得には、トレーラーハウスが支障なく道路へ出入りできることも条件となります。
トレーラーハウスは一般的な乗用車よりも大型で長さがあるため、道路への出入りには広いスペースが必要です。
状況に応じて、塀や樹木などの障害物を撤去しなければならない可能性もあるでしょう。
またトレーラーハウスは牽引されて設置場所まで移動し、目安として4mほどの道幅を必要としますが、電柱や道路標識の設置場所によっては道路を通行できません。
道路へ支障なく出入りできるかだけでなく、周辺の道幅や障害物についても考慮したうえで設置場所として適切な立地であるか確認しましょう。
住所地または居所から2km以内である
トレーラーハウスの設置場所が住民票に記載の住所、もしくは実際に今住んでいるところから2km以内でなければ、車庫証明を取得できません。
2km以上離れた場所にトレーラーハウスを設置したい場合は、住民票を移す必要があるので把握しておきましょう。
また「2km以内」とは、実際の経路ではなく直線距離を指します。
設置場所から離れている場合は、Googleマップのような地図アプリを活用して確認してみましょう。
土地の所有者から許可を得ている
トレーラーハウスを設置するにあたって、土地の所有者から許可を得なければなりません。
自身の所有地であれば問題ありませんが、他人名義の土地にトレーラーハウスを設置する場合は所有者へ必ず事前確認し、「保管場所使用承諾証明書」に署名してもらう必要があります。
トレーラーハウスは自動車と異なる特殊なつくりをしており、拒否される可能性も少なからずありうるため、他人名義の土地を設置場所として考えている場合は所有者へ早めに相談しておくことをおすすめします。
トレーラーハウスならでは!設置場所の第二条件として安定性を確認


トレーラーハウスならではともいえる、設置場所としての第二条件は以下2つを満たす安定性がある土地です。
- 地盤に強度がある
- 段差・こう配がない
詳細を解説します。
地盤の強度がある
トレーラーハウスの設置場所は、地盤に強度が必要です。
サイズにもよりますが、なかには5t近くの重量のトレーラーハウスもあるため、土のような柔らかな地面では沈んだり傾いたりしてしまいます。
トレーラーハウスの設置場所はアスファルトやコンクリートの地面が望ましく、状況に応じて砂利敷きや地盤改良をおこなうため、コストが発生する可能性があることを把握しておきましょう。
段差・こう配がない
トレーラーハウスは、段差・こう配がない場所へ設置しなければなりません。
建築物と異なり基礎を作らずジャッキとタイヤ止めを使用して固定するため、段差やこう配のある場所では水平を保つことが難しく不安定です。
最悪の場合トレーラーハウスが転倒する可能性もあることから、段差やこう配のない土地への設置が重要です。
トレーラーハウスの設置場所は専門業者に依頼して事前調査してもらおう
トレーラーハウスの購入をお考えの場合は専門業者に設置場所の事前調査を依頼し、条件を満たす土地であるか判断してもらいましょう。
車庫証明の取得条件を満たすか否かについては自身で判断が付けやすいものの、トレーラーハウスの搬入や設置に支障のない土地であるか見極めるには、専門知識がなければ困難です。
トレーラーハウスを専門的に扱う販売業者では事前調査をおこなっており、設置や搬入の可否だけでなく、地盤改良の必要性や費用目安などがわかります。
販売業者によって費用は異なり、無料~数十万円の有料までさまざまですが、確実かつ安全に設置するには事前調査が必須です。
費用の安さだけでなく、取り扱うトレーラーハウスの種類や実績なども含めて各販売業者を比較しながら、どこへ事前調査を依頼するか検討しましょう。
トレーラーハウスの設置場所について具体的に知りたいときはパークホームズへ!


本記事ではトレーラーハウスがどこに設置できるのか、条件も含めて解説しました。
トレーラーハウスは所有地以外にも市街化調整区域や海岸沿いなどさまざまな場所に設置できますが、車庫証明の取得と安定して固定できる土地でなければなりません。
そのため事前調査を依頼して、確実にトレーラーハウスを設置できる場所なのか、専門知識をもつ販売業者に判断してもらいましょう。
弊社パークホームズはトレーラーハウスを専門的に取り扱っており、無料で事前調査をおこなっております。
全国どこへでも無料でお伺いいたしますので、トレーラーハウスの設置場所についてお悩みの方はぜひご相談ください。