トレーラーハウスを事務所に!メリットや活用するときのポイント、事例を紹介

トレーラーハウスって事務所にできる?あえてトレーラーハウスを事務所に選ぶメリットってあるのかなあ



トレーラーハウスを事務所にしてみようかな?実際どんな感じで利用されているのだろう
このように、新たに事務所をお探しの方のなかには、トレーラーハウスを検討されている方もいるかもしれません。
トレーラーハウスは事務所として活用でき、一般的な建物の事務所にはない多くのメリットがあります。
そこで本記事ではトレーラーハウスを事務所として利用するメリットやポイント、事例を解説しますので、ぜひご覧ください。
トレーラーハウスは事務所として活用できる!


トレーラーハウスは事務所として活用でき、運送業の事務所や仮設事務所など実際にあらゆる分野で利用されています。
タイヤの上にコンテナのような建物を載せた構造のトレーラーハウスについて、一見「使い勝手が悪いんじゃないかな…」「ここで従業員が何人も仕事できるもの?」と感じる方もいるかもしれません。
しかしトレーラーハウスには生活に必要な電気やガス、水道がすべて整っており、トイレは水洗でキッチンやお風呂まで利用できます。
またサイズ展開が幅広く、間取りも自由に決められます。
部署ごとに部屋も分けられるため、事務所として利用するにはまったく問題ないのです。
ただしトレーラーハウスを事務所として活用するには以下のような条件を満たし、行政から「建物に該当しない」と判断されることが大きなポイントとなります。
- いつでも移動できる
- 水道やガス・電気などを工具なしで着脱できる
- 公道を法に準じて移動できる
トレーラーハウスを事務所として活用するには、建物ではなく車両扱いとなることで、さまざまなメリットが生まれるからです。
次の章からはトレーラーハウスを事務所として活用するメリットとともに、事前に知っておいていただきたいデメリットも合わせてお伝えしますので、一緒に見ていきましょう。
トレーラーハウスを事務所にするメリット・デメリット
トレーラーハウスを事務所にするメリットとデメリットを、以下にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
購入費用を抑えられる 税制面で優遇される 減価償却期間が短い 建物よりも設置手続きが少ない 工事期間が短い さまざまな場所に設置できる | 道を通れなければ納車できない 運搬費用が高い メンテナンスが欠かせない 都市ガスの使用は難しい |
コスト面のメリットから見ていくと、トレーラーハウスは新たに事務所を設置するよりも購入費用を抑えられ、設備にもよりますが一般的な不動産の半分以下です。
車両として設置できれば不動産にかかる固定資産税や不動産取得税が不要となり、減価償却期間は4年なので節税につながります。
さらに建物と比較して設置手続きが少なく、工期も短いので早く事務所として利用し始められます。
車両なので移動もでき、「その場所ですべき事業を終えたらそのまま次のところへ移る」ということができるのも、トレーラーハウスならではのメリットです。
一方デメリットとしては、道を通れなければ納車できないので狭い場所への設置は困難といえ、運搬費用に数万円から数十万円はかかります。
また多くの住宅と同じではありますが、定期的なメンテナンスをしなければ雨漏りやさびの原因となるので注意が必要です。
着脱が容易にできなければ車両として設置できないので、都市ガスの使用は難しいことも知っておきましょう。
このようにトレーラーハウスにはさまざまなメリット・デメリットがあるので、一つひとつ検討したうえで事務所として活用すべきか判断しなければなりません。
各メリット・デメリットについては以下の記事にてより詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。










トレーラーハウスを事務所として活用するときのポイント


メリット・デメリットについておわかりいただけたところで、トレーラーハウスを事務所として活用するときに押さえておきたいポイントを解説します。
- 収容人数を考慮してトレーラーハウスを選ぶ
- 生産性を上げられる間取りにする
- 補助金をうまく使って費用を抑える
順番に見ていきましょう。
収容人数を考慮してトレーラーハウスを選ぶ
トレーラーハウスを事務所にするときは、収容人数を考慮して選びましょう。
3人の収容人数のトレーラーハウスに対して8人で利用するなどといった利用方法では狭く、使い勝手が悪くなります。
一般的にトレーラーハウスの販売店では、各トレーラーハウスについて収容人数の目安が表示されています。
たとえば弊社パークホームズの場合は、以下のようなイメージです。


目安の収容人数を考慮しながら、トレーラーハウスを事務所としてどのように使う予定なのか販売店と打ち合わせてみると、適したサイズを提案してもらえるので積極的に聞いてみましょう。
生産性を上げられる間取りにする
トレーラーハウスを事務所として利用するにあたって、生産性を上げられる間取りにしましょう。
事務所は、事業を展開するための場所です。
効率的に利益を上げて事業を成長させるには生産性の向上が必要であり、間取りは大きく影響します。
トレーラーハウスを事務所にする場合、以下のような点に注意して間取りを決めると生産性の向上につながります。
- 動線をよくする
- ゆとりのある広さにする
- 収納力を高める
- ほかの人とコミュニケーションを取りやすい
- リフレッシュできる場所を用意する
動線がよく広さにゆとりがある事務所は、移動距離が最小限になるため効率的に動け、余計な動作をしなくて済むため業務に集中できます。
また円滑なコミュニケーションを取れると業務を進めやすくなります。
従業員が共同でキッチンを使えるようにしたり、屋上にフリースペースを設けたりしてもいいでしょう。
トレーラーハウスは間取りの自由度が高いので、ぜひ生産性を上げられる間取りにこだわってみてください。
補助金をうまく使って費用を抑える
トレーラーハウスを事務所にするなら、補助金をうまく使えば費用削減を期待できます。
新分野への展開や業種転換などを試みる場合は「事業再構築補助金」を利用でき、従業員の数や事業規模、事業内容など条件に応じて金額が変動します。
トレーラーハウス本体には利用できませんが、設備や設備の設置費用などには事業再構築補助金を活用できるので検討してみるといいでしょう。
トレーラーハウスを事務所として活用した事例
最後に、弊社パークホームズが販売したトレーラーハウスのなかで、事務所として活用しているお客さまの事例を紹介していきます。
- ボランティア団体の活動拠点としての活用事例
- 事務所兼カフェとしての活用事例
- HP制作会社のオフィスとしての活用事例
ボランティア団体の活動拠点としての活用事例
ボランティア団体の活動拠点として、トレーラーハウスを活用している事例です。


ボランティアを終えたら次の拠点へ移動するため、さまざまな場所へ移動できるトレーラーハウスはボランティア団体の事務所に最適です。
以下のようにトイレやシャワールーム、キッチンが完備されているので、ボランティア期間が長引いても快適に過ごせます。






事務所兼カフェとしての活用事例
事務所兼カフェとしてトレーラーハウスを活用している事例です。


トレーラーハウスの中はカウンター式の食事スペースとなっており、木目調に統一された落ち着いた空間に設計されています。


事務所はカフェスペースとは別の部屋に分けられているので、備品を置いたり事務作業をしたりしても、お客さまのゆったりとした空間を邪魔することはありません。


トレーラーハウスなら一般的な建物の事務所と同じく、オーナーが好みの間取りで設計できます。
HP制作会社のオフィスとして活用事例
こちらはオフィスとしてトレーラーハウスを活用している事例です。


トレーラーハウスを利用したきっかけはテレビで目にしたトレーラーハウスと、当時話題になっていた民泊ビジネス。そこから「自由に移動でき、コスト効率にも優れたワークスペース」として、トレーラーハウスをオフィスに活用するという発想が生まれました。
トレーラーハウスを事務所として導入したことで、さまざまな効果が現れています。まず、おしゃれで個性的な外観が通行人や顧客の関心を集め、実際にオフィスを訪れる人が増加しました。これにより企業としての信頼感も高まり、ブランドイメージの向上につながっています。
従業員にとっても、スタイリッシュで快適なオフィス環境は働くモチベーションを高める要因となり、採用活動においてもプラスに働いています。
トレーラーハウスを事務所にするなら実績多数のパークホームズへ
本記事ではトレーラーハウスを事務所に活用するときのメリット・デメリットやポイント、事例を紹介しました。
トレーラーハウスは事務所に活用でき、実際に多くの企業に利用されています。
税制面の優遇や工期の短さなど、メリットが多いため事務所をお探しでしたらトレーラーハウスもぜひ選択肢に入れてみてください。
また弊社パークホームズは、トレーラーハウスを事務所として販売した実績が多数ございます。
トレーラーハウスを事務所にしようかお悩みでしたらご相談だけでもお気軽にご連絡ください。