庭に部屋を作る方法や費用、注意点を解説!ベストな選択はトレーラーハウス

自宅がかなり手狭になってしまったし、庭に部屋を作るのはどうだろう



庭に部屋を作るならどんな方法がある?費用も含めて比較したい!
家族構成や自宅での過ごし方が変わってくると、このように庭に部屋を作れないかとお考えになる方もいるでしょう。
そこで本記事では、庭に部屋を作る方法から費用、注意点まで解説します。
さらに庭に部屋を作るのではなくトレーラーハウスを設置するという、積極的にご検討いただきたい選択肢も紹介しますので、ぜひご覧ください。
庭に部屋を作る方法をタイプ別に紹介


まずは庭に部屋を作る方法を、費用目安も含めながらタイプ別に4つ紹介します。
- 既存の建物につなげて離れを増築
- テラス・サンルームを増築
- 独立した建物を建築・設置
- トレーラーハウスの設置
順番に見ていきましょう。
独立した建物を建築・設置プレハブや家の建築
既存の建物につなげて離れを増築することで、庭に部屋を作れます。
広さや構造によって増築費用は変動しますが、仮に6畳を部屋にする場合の費用目安は以下のとおりです。
| プレハブ | 木造 | 鉄骨 |
|---|---|---|
| 約150~250万 | 約300~500万 | 約200~300万 |
部屋の広さはもちろん、クローゼット造作や水回りの設置など、施工規模に応じて費用は大きく変動します。
| 追加工事 | 費用目安 |
|---|---|
| クローゼット造作 | 10~25万円 |
| 床暖房 | 30~45万円 |
| トイレ | 50~100万円 |
| 防音ルーム | 100~200万円 |
壁や天井、床など内装のグレードも費用に影響するため、予算を踏まえてリフォーム業者と打ち合わせをすることが大切です。
見積もりを取りながら、慎重に進めていきましょう。
既存の建物につなげて離れを増築
部屋を独立させず、既存の建物につなげて離れを増築することもできます。
先ほどお伝えした費用にプラスして50~200万程度かかりますが、離れと母屋をつなぐ渡り廊下を設置すれば、自由に行き来できるようになります。
独立させるかつなげるかは、以下のようにメリット・デメリットがあるので、目的や家族構成などを考慮して決めるといいでしょう。
| つなぐ | 独立させる | |
|---|---|---|
| 悪天候時の利便性 | 〇 | × |
| 日常的な連携のしやすさ | 〇 | × |
| 設備の共有しやすさ | 〇 | × |
| プライベート空間の確保しやすさ | △ | 〇 |
| 生活リズムの違いによる不便さ | 〇 | × |
| 追加コストの発生しやすさ | 〇 廊下の設置工事 | △ |
| 向いているケース | 子育てや介護など、 連携をとって過ごしたい | ・プライバシーを守りたい ・ライフスタイルが異なる |
テラス・サンルームを増築
庭にテラス・サンルームを増築すると、洗濯スペースとして活用できるだけでなく、リラックスできる開放感のある空間となり、生活の質向上を図ることができます。
たとえばセカンドリビングやお子さまの遊び場になるほか、バーベキューやガーデニングなどをできる場所として多様な用途があります。
テラス・サンルームを増築する場合も広さや施工内容によって費用は変動しますが、6畳ほどなら約15万~110万円が目安です。
ほかの増築方法よりコストを抑えながらさまざまな使い方ができるので、手軽に部屋を作りたいならテラスやサンルームを検討してみてもいいでしょう。
トレーラーハウスの設置
庭に部屋を作る方法には、建物ではなく車両であるトレーラーハウスの設置というアイデアもあります。
トレーラーハウスはシャーシという車体の上に家が載った構造をしており、牽引によって移動できる仕組みです。
おおよそ300万円ほどからトレーラーハウスは購入でき、多くの販売会社でキッチンやトイレ、浴室といった水回りが標準仕様なため、そのまま住めてしまいます。
母屋から独立した完全なプライベート空間を手頃な価格で用意でき、さらには必要に応じて移動可能なため、非常に自由度の高い方法といえます。
庭に部屋を作る手順


庭に部屋を作る手順は、以下が一般的です。
STEP1|計画を立てる
STEP2|施工会社に相談する
STEP3|工事を始める
庭に部屋を作るにはまずは計画を立て、どのようなタイプにするか、広さはどうするかなどの希望をある程度まとめておきます。
次に施工会社に相談し、見積もりを取りましょう。
このとき複数社に相談することで比較しながらより良い会社を選びやすくなるので、最低でも3~4社はピックアップしてください。
1社に絞り込んだあとは打ち合わせを重ねながら、必要な許可申請や手続きが終われば工事を開始することになります。
小規模な工事なら1か月程度で終わることもありますが、大がかりになれば2か月以上かかる可能性もあるため、打ち合わせ時に確認しながら工事期間中の騒音や過ごし方なども相談しておきましょう。
庭に部屋を作る!増築の注意点


庭に部屋を作るとき、増築する場合は以下のような注意点があります。
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 建ぺい率や容積率※の制限に引っかかる恐れがある | 制限を超えた場合は増築できない。 |
| 建築確認申請の必要性が生じる場合がある | 10㎡を超える増築や防火地域などは建築確認申請が必要になり、コストと時間がかかる。 |
| 固定資産税が増加する | 建物の評価額が増加するため、固定資産税は原則上昇する。 |
| トイレ・キッチン・浴室すべてを揃えられない | 建築基準法では、原則として1つの敷地内に建物を1棟しか建てることができない。キッチン・トイレ・浴室がそろっていると、建物と見なされる。 |
※建ぺい率:敷地面積に対する建築面積の割合
容積率:敷地面積に対する延床面積の割合
増築は必ずしもできるとは限らないことを理解したうえで、部屋を作ったあとに後悔のないよう発生しうるコストや設置したい設備についても、施工会社に相談のうえ進めることが大切です。
庭に部屋を作るならトレーラーハウスがおすすめ!


ここまでの内容を前提として、庭に部屋を作ろうとお考えならトレーラーハウスがおすすめです。
庭にトレーラーハウスを置いて部屋にするメリットはたくさん!
庭にトレーラーハウスを置いて部屋にするメリットは車両ゆえに非常に多く、以下に簡単にまとめました。
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 工期が早い | 工期は1か月ほど。基礎が不要であり、建物と比較して設置手続きが少ない。 |
| 標準仕様が充実している | キッチン・トイレ・浴室がそろっており、すべて利用できる。高断熱ペアガラスやLED照明、換気システムが標準装備されていることが多い。 |
| 費用を抑えられる | トレーラーハウス本体が300万円ほどから購入でき、固定資産税や不動産取得税がいらない。 |
| 建ぺい率や容積率の制限がない | 車両のため、制限を受けない。 |
| 不要になったら売却できる | 中古市場において需要が高く、売却金額は上昇傾向にある。 |
たとえば建ぺい率や容積率の制限で増築を諦めざるを得ない方でも、トレーラーハウスなら設置できますし、税制面においても優遇されるため、メリットは大きいです。
以下の記事ではトレーラーハウスのメリットについてお伝えしていますので、ぜひご覧ください。


トレーラーハウスで庭に部屋を作るときはデメリットもある
トレーラーハウスで庭に部屋を作るときは、デメリットもあるので知っておきましょう。
| デメリット | 詳細 |
|---|---|
| 移動に費用がかかる | 牽引されて移動するため、牽引免許を持っていなければ、業者へ依頼しなければならない。 移動距離に応じて牽引費用は変動し、20万円以上かかるケースもある。 |
| 道が狭いと設置できない | 道が広くなければ移動できず、場合によってはクレーン車が必要になる。 |
| メンテナンスが必要になる | 部品がさびたり、雨漏りやライフラインに関するトラブルが発生したりするのでメンテナンスが欠かせない。 |
「庭に部屋を作る!増築の注意点」では増築の注意点をお伝えしましたが、トレーラーハウスも万能ではなくデメリットはあるため、事前に把握しておくことが重要です。
以下の記事ではトレーラーハウスを購入後、後悔しないためにデメリットを含め、基本的な概要から業者の選び方まで解説お伝えしていますので、ぜひご覧ください。


庭に部屋を作るならトレーラーハウス専門店のパークホームズへ!


本記事では部屋に庭を作る方法や費用、注意点を解説しました。
各方法でできることやかかるコストは異なりますが、本記事で最もおすすめするのは豊富なメリットのあるトレーラーハウスです。
弊社パークホームズはトレーラーハウス専門店として数多くの実績がありますので、「庭に置いてみたい!」「置いたらどんな感じだろう?」など、ご興味をお持ちになりましたらぜひ一度ご相談ください。












